熊本地震から見直す家庭の備えと避難判断の基準
2026/10/04
熊本地震から見直す家庭の備えと避難判断の基準
熊本地震は、2016年4月14日と16日に大きな揺れが続いた地震です。最大震度7の揺れが2度観測され、「一度大きく揺れたら終わり」とは言えないことを教えてくれました。家族を守るには、非常食を置くだけでなく、揺れた直後にどう動くかを決めておくことが大切です。
目次
- 熊本地震で分かった揺れの続き方
- 家の中で先に直したい危ない場所
- 避難を決めるときの家族の約束
- 熊本地震を家庭の備えに変える
1. 熊本地震で分かった揺れの続き方
熊本地震では、4月14日の地震のあと、4月16日にさらに大きな地震が起きました。気象庁は後から、16日の地震を本震としています。
ここで大切なのは、「最初の揺れのあとも注意を続ける」ことです。片づけを急いで家に戻ると、倒れかけた家具や割れたガラスでけがをすることがあります。
揺れが収まったら、まず靴を履きます。次に火の元を確認します。余震が続く間は、背の高い棚やブロック塀には近づかないようにします。
2. 家の中で先に直したい危ない場所
家庭で見直したい場所は、寝る場所と出入り口です。夜に地震が起きると、暗い中で動くことになります。ベッドの近くに倒れる家具があると、とても危険です。
確認したい場所は次の通りです。
- 寝室のタンスや本棚
- 玄関までの通路
- 食器棚の扉
- 窓ガラスの近く
- 懐中電灯を置く場所
家具は壁に固定し、重い物は下の段に置きます。玄関に物を積みすぎると、外へ出る道がふさがります。いつもの片づけが、防災にもつながります。
3. 避難を決めるときの家族の約束
避難するかどうかは、家の壊れ方、火災の危険、周りの道路の様子で考えます。家の中が安全に見えても、柱や壁に大きなひびがある場合は無理に残らない方が安心です。
家族で決めておきたいことは、集合場所と連絡手段です。学校、公園、公民館など、歩いて行ける場所を1つ決めます。電話がつながりにくい時は、災害用伝言サービスを使う選択もあります。
小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、薬、おむつ、眼鏡、充電器をすぐ持ち出せる袋に入れておきます。
4. 熊本地震を家庭の備えに変える
熊本地震が残した大きな教訓は、「備えは特別な日だけのものではない」ということです。水や食料をそろえるだけでなく、家具の向き、寝る場所、家族の集合場所まで決めておくと、いざという時に迷いが減ります。
防災は一度で終わりではありません。季節が変わったら服を入れ替え、電池や薬の期限を確認します。今日できる小さな確認が、家族を守る力になります。
----------------------------------------------------------------------
九段坂たじま法律事務所
東京都千代田区九段南2-3-22
アーバンセカンドビル6F
電話番号 : 03-6910-0921
----------------------------------------------------------------------

